大学のめざすところ

医療技術短期大学の目指すところ

東海大学の創立者松前重義(1901~1991)は、1925年内村鑑三(1861~1930)に出会い、そのなかで教育の理想の姿を見いだしました。

1934年デンマークの教育事情を視察した際に、学校とは知識だけを授ける場ではなく、思想を培い、人格を磨き、生活と密着した実践の場であることを身をもって体験し、国づくりの基本は教育にあり、教育を基盤として平和国家日本を築こうと決意し、人生の目標を教育に定め、そのモデルをデンマークの教育に求めたのでした。

一方、松前は天然資源に恵まれない日本が世界に貢献していくためには科学技術立国の道を歩むほかはないと考えていました。急速に科学技術が発展し、もはや科学技術に携わる人間の思想のあり方によって日本は人類を破滅に導くほどの力を持つようになるのではないかと。

人類の長い歴史をふり返ってみれば様々な対立が繰り返されてきました。宗教・人種間の対立、自然や地球環境と利便さを追求した開発との調和の対立が続いています。

そこでこれらの対立を克服するために人・社会・自然が共生できる新しい文明社会、つまり、科学技術を基盤として発展してきた物質文明と、人間の尊厳を基調とする精神文明を融合した総合文明の社会づくりに貢献しうる人材を育成する全人的教育でなければならないと考えたのです。すなわち、東海大学は、人を愛し、社会と国家を愛し、世界を愛し、人類社会への奉仕の信念を持って行動しうる人間を育成し、世界の平和と進歩に貢献する人材を育成することをもって建学の理念としています。

このような東海大学の建学の精神に基づき、本学は「人間愛」を根底とする生命尊重の人間観、歴史観、世界観を確立し、それに基づいた看護観をもち、その信念に基づいて行動し、人類の平和に貢献できる人間を育成することを本学の理念としています。

東海大学創立者松前重義 建学の精神
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